東京女子プロレスで初結成された赤井沙希(35)とアイドルグループ「SKE48」荒井優希(23)の「令和のAA砲」が海外へ〝輸出〟される。

 DDT所属の赤井が約1年半ぶりに東京女子参戦を果たしたことにより実現した2人のコンビは、9日の後楽園大会で辰巳リカ&桐生真弥と対戦。息の合った合体のビッグブーツを披露すると、荒井がファイナリー(カカト落とし)で桐生を沈めた。

 赤井が今後について「機会があれば組んでみたいし戦ってもみたい」と語ると、荒井も「もっと強くなって、また機会があればどんどん戦っていきたい」とコンビ継続を熱望した。

 この試合を見守った同団体を運営するサイバーファイトの高木三四郎社長は「東京女子が世界に誇るタッグチームになるんじゃないかという可能性を感じた。(赤井が174センチ、荒井が167センチと)2人とも大きいし、華があるんですよ」と語った。

 コンビ継続も大賛成とした上で「東京女子で続けてほしいですね。出してもらえるのならDDTにも出してほしいですけど(笑い)。これはゼニの取れるタッグです。円マークとドルマークが羽ばたいていますね。世界に出しても通用するし、こんな可能性と金脈が詰まっているタッグチームは他にない。世界中および日本中に売り出したい。AEWだけでなく全世界に出したい」とソロバンをはじいた。

 先日はDDTとAEWの関係強化が発表されたばかりで、早ければ年内の渡米が実現するよう働きかけるという。

「昭和のBI砲(ジャイント馬場&アントニオ猪木)、平成のOH砲(小川直也&橋本真也)に次ぐ、令和のAA砲ですよ。それに荒井さんはもともとモデル志望と聞いている。赤井さんと2人でパリコレに出てもいい。2人並んで歩くだけで絵になる。いや~夢が広がりますね」と最後まで絶賛の嵐だった高木社長。銭ゲバぶりが見え始めたのが気になるが…。