古巣のお祝いじゃ! FMW―E率いる邪道・大仁田厚(64)が、来年5月5日に電流爆破の集大成となるビッグマッチを計画している。デビューした全日本プロレスの創立50周年イヤーを記念したもので、「FMWの日」に合わせて開催するという。さっそく新日本プロレスのIWGP世界ヘビー級王者の鷹木信悟(39)ら“邪道チルドレン”を勝手にリストアップし、全日勢に参戦を呼びかけた。
7月に旗揚げ戦を行ったFMW―Eは月イチペースで興行を重ねてきた。年内最終興行は19日大会で、その後は爆破の“聖地”となった神奈川・鶴見青果市場の寒さが厳しく、観客に負担をかけるからという理由で来年3月まで“冬眠”する。
活動再開後は米国遠征が控えている他、大仁田は「来年は大きなアリーナを押さえるつもりだよ。頂上決戦的な世界のハードコアの祭典をやりたいからね。昔のFMWの記念日じゃないけど、その日に合わせるのがいいのかなって思ってる」と明かした。
1989年10月に大仁田が旗揚げしたFMWは、インディ団体の草分け的存在として人気を博した。91年9月には川崎球場に初進出。その後は5月5日に行われることが多く、94年には天龍源一郎との電流爆破マッチ、95年には愛弟子のハヤブサ(故人)との電流爆破で2度目の引退試合を行うなど、「5・5川崎球場決戦」として定着した。
その記念すべき日に計画するビッグマッチには、縁のある選手たちへのオファーを検討している。「俺のハードコアを見てあこがれた鷹木選手が、新日本プロレスのトップ(IWGP世界ヘビー級王座)を取ったことはうれしいですよ。俺がやってきたことが間違ってなかったと思ったし。そしてドラゴンゲートで活躍するKAI選手、彼らを呼べたら願ってもないよね。テリー・ファンクにも来てもらって、会場に『スピニングトーホールド』が流れる…そんな夢を描きたいなって」と目を輝かせた。
鷹木とKAIは、大仁田の7度目の引退試合となった2017年11月にパートナーを務めたいわば“邪道チルドレン”だ。またテリーとは来年の米国遠征で会える可能性があり、その場で出場を打診する予定だ。大仁田が来年のビッグマッチを考えるようになったのは、74年4月にデビューし、ジャイアント馬場(故人)の付け人を務めた全日本が旗揚げ50周年を迎えるからだ。
「僕にとってやっぱり新日本より、育ててもらった全日本なんですよ。だから全日本の分岐点で、俺も大きなアリーナでやりたいと思った。全日本の選手とも戦いたいというのもある」
近年の全日本との交流では、16年11月に渕正信とのコンビでアジアタッグ王座を奪取。17年7月には“暴走男”諏訪魔との電流爆破戦を実現させた。来春の祭典で、再び王道戦士と絡むことはあるのか。












