日本プロレス殿堂会が開催した日本プロレス史70周年記念大会「LEGACY」(14日、後楽園ホール)で長州力(69)がセレモニーに登場した。

 殿堂入りはアントニオ猪木氏、ジャイアント馬場、ジャンボ鶴田、藤波辰爾、長州力、天龍源一郎の6人で、この日はそのうち馬場、鶴田、長州の殿堂入りセレモニーが行われた。その冒頭では猪木氏や木村健悟、グレート・カブキ、ドリー・ファンク・ジュニアらレジェンドレスラーが動画でコメント。長州はかつてのライバル・天龍からトロフィーが渡されて「どうも、みなさんお久しぶりです」と笑顔を見せ、受賞を「いただくことができて光栄です。うれしいです」と喜んだ。

 また殿堂入りを受諾した理由について「我々の後に続く選手たちに少しでも何かできるんじゃないかと。せめて背中を押して、選手たちの役に立とうということで」と現役世代のバックアップになりたいとの思いから決断したと明かす。さらに日本プロレス殿堂会について「これからじゃないかと思いますね。何か自分でできることがあれば(協力したい)」と力を込め、観客に「我々の後に続く選手たちに何かできるんじゃないかと、役に立とうとできた殿堂会です。どうか皆さま、ご声援を、彼らが熱い戦いができるようにこれからもお願いします」と訴えた。

 来年10月9、10日に次回大会「LEGACY2」を開催することも発表。これからの殿堂会の動きに注目したいところだ。