阪神は21日、助っ人左腕のチェン・ウェイン投手(36)について、22日にウエーバー公示手続きを行うことを決定した。

 この日、試合前に取材に応じた嶌村本部長が「本日(21日)、午前中にチェン投手に対し『ウエーバー公示手続きを行わせてもらいます』という旨をお話しさせていただいた」と明らかにしたもので、現在、二軍調整中の左腕は、22日以降は球団の練習参加が不可能となり事実上、阪神退団となる見込みだ。

 かつての中日のエース左腕でその後、メジャーで通算59勝、日米通算96勝の実績を持つ左腕は、20年シーズン途中にロッテで日本球界復帰後、21年からは阪神に入団。2年契約で推定年俸2億1000万円の大型契約で期待をされたが昨季はシーズン途中で左肩を痛め、わずか1勝止まり。今季も一度も一軍昇格がなく、現在に至っていた。

 阪神は20日に新外国人アデルリン・ロドリゲス内野手(30)の獲得を発表、さらには育成の島本浩也投手(29)と支配下契約を結んだことにより、支配下登録選手が上限の70人に。7月31日のトレード期限までにさらなる選手補強を実現しようとした場合、登録枠を空ける必要があり、シーズン後半戦へ向け、今後もさらなる戦力アップを模索する球団としては、苦渋の決断に踏み切った模様だ。