痛恨の逆転負けだ。17日(神宮)、阪神はヤクルトに1―2でサヨナラ負けを喫した。

 試合は6回無失点の先発・西勇から、3人の中継ぎ陣が8回まで、最少失点を踏ん張り続けた展開。だが、最後を託された守護神・岩崎が、燕打線につかまった。

 先頭打者、山田への四球をきっかけに一死一、三塁とされると、ベテラン・青木にスライダーを右中間に運ばれ、同点適時二塁打を許すと、なおも二、三塁からオスナに右翼に犠飛を許し、サヨナラ負け。試合前まで12試合連続で無失点投球だった守護神の想定外の不調に、試合後の矢野燿大監督(53)は「もちろん結果はね…受け止めています」と平静を装ったが痛恨の敗戦だ。

 チームの「不敗神話」のひとつも崩壊した。

 この日の唯一の得点は5回に飛び出した糸原健斗(30)の今季1号で、試合前まで打線に本塁打が出た試合は7連勝中だったためだ。昨年からチームでは、本塁打を放った選手がベンチに帰還した際、オリジナルメダルを贈呈するMLBでも行われている「ご褒美儀式」を行っているが、そんな虎の「アーチ神話」が始まったのは、矢野監督が自らプレゼンター役を買ってでた4月24日のヤクルト戦から。だが、そんな不敗神話もこの夜の敗戦で崩壊した。

 敵地で首位の燕相手にまずはカード初戦を落とし、借金は再び13。週の最初の試合でもある「火曜日」はこれで5連敗となった。