高卒10年目の中日・溝脇隼人内野手(27)が殊勲打を放った。

 27日の巨人戦(東京ドーム)に9回の守備から途中出場。5―5の同点で迎えた延長10回二死満塁の打席で6番手・直江の変化球を叩くと、打球はダイビングキャッチを試みた左翼・立岡のわずか手前で弾み、値千金の勝ち越し2点適時打となった。

 ヒーローとなった溝脇は「打球が微妙なところだったので、ひやひやしながら走っていたがヒットという形になったのですごくうれしい。チーム一丸となって最後まで諦めずに戦う姿勢が結果につながった」と喜んだ。

 しかし、お立ち台で「いろいろ苦しいときもあった…」などと途中で言葉を詰まらせる場面もあったが、その理由を吐露。今季で10年目を迎えるが「今まで思うような結果が出ていないので。(新体制になって)一軍キャンプのメンバーに入ってなかったので、トレードなり戦力外はあるのかなという覚悟はしていた。もう結構やっているので毎年毎年最後だと思ってやっている」と打ち明ける。

 立浪監督からは「ナイスバッティング!」と声をかけられたといい、今や溝脇は立浪竜にとって必要な存在となっている。