中日・木下拓哉捕手(30)が15日の巨人戦(バンテリンドーム)で先制の満塁アーチを放った。

 初回二死満塁から巨人先発・山口の143キロ速球を振り抜くと打球はレフトスタンド中段にドスン。「打ったボールはストレートです。チャンスだったので、ランナーを何とか、かえそうと頑張りました。まだ初回なので引き続き頑張ります」という木下が25日の開幕戦(東京ドーム)でぶつかる巨人相手に強烈な先制パンチをくらわした。

 木下がグランドスラムを放った直後にはツイッターでニックネームの「キノタク」と「満塁ホームラン」がトレンド入り。昨年はドラゴンズの日本人選手最多となる11本塁打を放っている正捕手が、今季も頼りになりそうだ。