阪神・藤浪4回2失点も…課題残る7安打2四球 矢野監督は「物足りない」と “追試” 示唆

2021年08月03日 22時20分

球審の判定にのけぞる阪神・藤浪

 阪神・藤浪晋太郎投手(27)が3日のエキシビションマッチ・オリックス戦(京セラドーム大阪)に先発登板。4回を投げ、7安打2四球2失点の内容だった。

 最速159キロをマークした速球こそ健在だったが、得点圏に再三走者を許す苦しい投球内容だった。4イニングを投げ切るために費やした球数は92。「調子自体は良かったとは思わない。追い込んでからの変化球の精度、高く浮いたボールをしっかり打たれてしまった。2ストライクを取ってから決めきれなかったところに尽きるのかなと思う」(藤浪)。一定のゲームメークこそ果たしたが、課題の残る投球内容になってしまった。

 もどかしい思いを抱くのは矢野監督も同様だ。「いい部分としては、まっすぐは良かったと思う。ただ抑えるとか(チームを)勝たせるとなると課題はある。今日も(2ストライクまで)追い込んでからヒット5本かな。本来圧倒的にバッテリー有利なところで打たれるとピッチングは絶対苦しくなるし、球数も多くなるし、イニングも短くなる。まっすぐ、カットだけでなく、スプリットをどう使うか、どう精度を上げるかが課題になると思う」と表情を曇らせる。

 藤浪は高卒2年目左腕の及川らと先発ローテの座を争う立場。「及川には『経験として投げさせる』というところもあるけど、晋太郎は『お前が勝たせろよ』というところでマウンドに送るわけだから、そういう意味では物足りないかな」(矢野監督)

 エキシビションマッチ最終カードとなる次週の対楽天3連戦(8日~10日、楽天生命パーク)で藤浪を「もう1回投げさせようと思う。(先発として)投げておいても中継ぎはできるし」とした矢野監督。背番号19は〝夏の最終追試〟で合格点に到達することはできるか。

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