巨人・菅野智之投手(31)の出場選手登録が16日、抹消された。

 首位阪神を7ゲーム差で追う巨人は、18日から敵地・甲子園で直接対決を控える。菅野は3戦目となる20日に先発する予定だったが、この日、今季3度目の抹消となり、首脳陣はローテーションを組み直す形となった。

 この日、ジャイアンツ球場で行われた全体練習後、原辰徳監督(62)は再調整が目的であるとした上で「ちょっと時間を取ることを選択したということですね。本人がそういう選択をしたということ」と説明した。

 今季の菅野は右ヒジの違和感の影響で離脱するなど本調子ではなく、復帰した後も鳴りを潜めたまま。6日の日本ハム戦(東京ドーム)は5回2失点、前回登板した13日のロッテ戦(ZOZOマリン)は3回途中4失点でいずれも敗戦投手となっていた。

 再登録が可能となるのは26日以降。エース不在で“虎狩り”に臨むのは痛手となるが、総力を結集して差を詰めていくしかない。