猛虎の4番も調子を上げてきた! 阪神は4日のソフトバンク戦(甲子園)に6―1で完勝。この日は4番・大山悠輔内野手(26)のバットも火を噴いた。

 初回に1点を先行し、なお一死三塁。鷹の右腕・石川から「何でもいいからランナーをかえすことだけを考えていました」と2点目の中前適時打を放つと、5―1の8回裏には2試合連続となる7号ダメ押し弾。ソフトバンク2番手・大関の146キロ直球を捉え「ちょっと上がりすぎたかなと思いましたけど、風にも乗ってくれました」と滞空時間の長い一撃を左中間席へと運んだ。

 昨年まで4年連続日本一の王者・ソフトバンク相手に幸先よく先勝。2安打2打点で、立役者の一人となった大山は「個人のことよりチームの勝ちが大事なので。もっと貢献できるように、もっと仕事できるように頑張りたい」とお立ち台でキッパリ。今季から務めているキャプテンらしいスピーチで、ファンの喝采を浴びていた。