楽天・岸孝之投手(35)が15日のロッテ戦(ZOZOマリン)で9回115球の完封勝利を挙げ、今季4勝目を飾った。
立ち上がりからリズムを貫き、4回まで無安打投球。球威のあるストレートを主体に要所で持ち球の〝魔球カーブ〟も組み込みながらロッテ打線を翻弄。得点圏に走者を進めたのは安田に二塁打を浴びた5回のみで、最後まで三塁を踏ませなかった。終わってみれば、13奪三振の力投。相手に突け入る隙すら与えなかった。
試合後、ベテラン右腕は完封勝利について「すごく大きい。もう途中から完封したいなと思って、その意識で投げていた」と振り返った。2018年5月2日の日本ハム戦(札幌ドーム)以来となる〝シャットアウト〟となったことには「やっぱり充実感とうれしさはあるが、できていなかったからといって、ものすごい意識していたわけではない。それよりもチームが勝ってほしいと思って投げていた」とも話した。
3位のチームは6―0で快勝し、2位・ロッテとのゲーム差も4に縮めた。この日勝てなければ自力でのCS進出が消滅するところだったが、自らの完封劇で何とか踏みとどまった。ベテラン右腕は最後に「本当に大事な試合だったので、その中でこういう投球ができたのは良かったと思う。リリーフ陣もたくさん投げていたりしていたので、自分が言うことではないが、投げさせることなく終えられたのは良かった。(逆転VとCS進出は)可能性のある限り、諦めずにやっているし、次もチームが勝てるように投げたいと思う」と力強い言葉で締めた。












