広島・西川は復帰即3安打でひと安心「負けたら何を言われるか分からないので」

2020年10月11日 21時17分

復帰戦で3安打をマークした西川

 広島・西川龍馬内野手(25)が復帰戦となった11日のヤクルト戦(マツダスタジアム)で存在感を見せつけた。「5番・中堅」で即スタメン出場。5回先頭の第2打席で相手先発・小川から中前打をマーク。この一打から打者一巡の猛攻が始まり、再び二死満塁で回ってきた第3打席では遊撃への2点適時内野安打を放った。

 8回にも安打を放ち、3安打で復帰戦を終えた西川は「飛んだところが良かった。最初にしてはまあまあですかね。チームも勝ったし、僕が復帰して負けたら何を言われるか分からないので」と胸をなで下ろした。佐々岡監督も「(動きに)まったく問題なかった。彼の存在は大きい」と最敬礼だ。

〝急がば回れ〟の精神だった。コンディション不良のため8月26日に出場選手登録抹消。離脱期間は若手の台頭に焦りを感じながらも「中途半端で上がるのはよくない。(一軍の)試合を見るとバットを持ってしまう。リハビリに悪い影響を及ぼすと思ったので」とテレビ中継は見ず。一軍情報は結果を確認することにとどめ、完治に専念していたという。

 そうした我慢のかいもあり、初戦から結果を出した。今後について「自分の中でテーマを持ってやろうと思う。長打にこだわりたい。場面に応じてだが、狙ってもいいかなと思う」とキッパリ。残り24試合でさらなる進化を目指す。