阪神白星スルリ 守護神スアレスが初の〝火消し失敗〟矢野監督「負けなかったのは大きい」

2020年10月06日 23時50分

ベンチでマスクを着け直す阪神・矢野監督

 阪神は6日の広島戦(マツダ)を延長10回、4―4で引き分けた。

 今季5度目の引き分け決着はあまりにも「惜しい」内容でもあった。3―3の延長10回表、途中出場の熊谷敬宥内野手(25)が一死三塁の場面で、中前適時打を放ち4―3と一時は勝ち越していたためだ。

 試合展開的にも2度のリードを追いつき、この日初めてリードを奪った段階で満を持して抑えのロバート・スアレス投手(29)を投入。だが、クローザーが広島打線の抵抗にあい、リードを守り切れず。2本の安打に失策が絡み、一死満塁から堂林の遊ゴロの間に、三塁走者の本塁突入を許し、4―4の同点に。何とか後続を打ち取り、サヨナラ負けは回避したが、勝ち切ることができなかった。

 スアレスはクローザーを任されて以降、セーブシュチュエーションでは初めて「火消し」に失敗。最後は野手を使い切り、打てる手は打っただけに、試合後の矢野燿大監督(51)は「トータル的には勝ちたかったけど、負けなかったのは大きいと思っている」とサバサバとした表情で、試合を振り返っていた。