コロナショックの阪神3連敗…矢野監督は審判団と猛口論「ズルすることなんかない」

2020年09月27日 00時30分

8回のイニング間に審判団と厳しい表情で話をする阪神・矢野監督(右)

 一軍選手大量コロナ感染によるショックを断ち切れず3連敗――。阪神はヤクルトに1―2と連敗、2カードぶりの負け越しが決まった。

 1―1の6回、2番手で公式戦7年ぶりの中継ぎ登板となった藤浪晋太郎投手(26)が敵の主砲・村上に中堅バックスクリーン越えに被弾。「あの1球が悔やまれます」と肩を落とした藤浪は結果的に敗戦投手(6敗)となった。

 ただ、矢野燿大監督(51)は試合後「それはもう勝負に行った結果でしかないから。晋太郎らしい球は行っていたと思う」と右腕を責めることはせず。コロナ感染により、主力が大量離脱する中、現状メンバーで何とかやり繰りしようと、試合後の指揮官には苦悩の色がうかがえた。

 一方、8回に投手交代を告げに行った際、矢野監督と審判団と口論になるひと幕も。7回の攻撃で小幡の本塁アウト判定を巡るリクエスト審議中に「記者の人がチカ(近本)に声をかけて。『セーフなんじゃないか』と。それをチカが一樹(井上打撃コーチ)に『セーフっぽいですよ』と伝えたのか、オレらは分からんけど…」(矢野監督)。

 ネット裏の記者席でプレー映像を見た記者がセーフのジェスチャーをしたという。次の打席を待つ近本がそれを見て井上コーチに伝えたと審判団は判断し、記者を注意した。そのやり取りをなぜか8回の守備の前に指摘され、指揮官は憤慨したようだ。

 試合後は「向こう(審判団)の気持ちも理解しているけど、試合に影響する情報でもない。ズルすることなんかない。そういうふうに言われてるような気がしたから」とチームとして〝あらぬ〟疑念もかけられたことには憤りを隠さなかった。