広島・遠藤「迷惑ばかりかけている」また課題の立ち上がり3失点 打線も覇気なく阪神に連敗

2020年09月12日 18時30分

5回、肩を落としてベンチに下がる広島・遠藤

 秋風がビュンビュンと吹いてきた。広島は12日の阪神戦(甲子園)に1―3といいところなく2連敗。先発・遠藤が相変わらずの〝悪癖〟を露呈した。

 前回6日のDeNA戦で3回5失点KOと打ち込まれ、指揮官から「(調整期間の)1週間、何をしていたの?」と叱責を受けて以来となる先発マウンド。試合前まで今季の失点32のうち、じつに25失点を序盤3回までに喫しており「立ち上がり」は、これまで何度もつまづいた乗り越えるべきハードル。だが、この日も同じ〝過ち〟を繰り返した。

 初回、先頭・近本に左前打を浴びたのを口火に、一死一、三塁のピンチ。ここで迎えた大山に直球を捉えられ、先制3ランをバックスクリーンに被弾してしまう。その後は持ち直して、何とか5回途中まで粘るのも、ある意味ではいつも展開だが、皮肉にも勝負は、この初回の一撃がモノを言う形で決着した。

 試合後「本当に反省しないと。初回の入り…迷惑ばかりかけている」と右腕は懺悔。佐々岡監督も「色々工夫はしている中での入りだけど」としたが、さすがに起用法も再考しないといけない段階だろう。

 攻撃陣にも覇気がないのも気がかりだ。今季5度目の対戦で、すでに2敗を喫している秋山に、8回まで5安打1失点にひねられ、借金は「9」。最下位・ヤクルトともともに、ペナントレースから脱落した感も出てきた佐々岡カープ。このままズルズルと後退することだけは、避けたいところだが…。