阪神・小幡竜平内野手(19)が4日の巨人戦(甲子園)の6回に左翼線への適時打をマーク。チームの勝利に大きく貢献し、初のお立ち台にも上がった。

 高校時代、宮崎選抜のチームメートでもあった同学年のライバル・戸郷から打点をもぎ取った高卒2年目の若虎は「活躍している同級生だけに『絶対やってやろう』という気持ちで打席に立った。打った瞬間には『ファールかな』と思いました」と19歳らしくはにかんだ。

 この日、チームの主将でもある糸原が一軍に復帰。二塁のレギュラー争いはますます激しくなるが「誰にも負けたくない」と力強く言い切った。