中日ナイン 気まずい“抜け駆け”自主練習

2020年04月02日 16時30分

自主練習を見守る与田監督(中)

“抜け駆け”は、やはり心が痛い!? 中日は新型コロナウイルス感染予防の観点から1日から開始時間に時差をつけて4班に分けた“分散型”の自主練習を開始。藤浪ら3選手の感染者を出した阪神を筆頭に楽天、ソフトバンク、ロッテなどが続々と活動休止を発表する中、中日はいまだに活動できる恵まれた球団となっている。

「自分たちがやれることを精一杯やるだけです」「時間はちょっとしかないけど練習できるのはありがたい」と感謝の気持ちを持って汗を流している選手が多い中、困惑しているナインも少なからずいる。

 ある選手は「練習できるチームと、できないチームとの差ができてしまったら不公平だと思う。練習できないチームは自宅でもバットを振ったりとか、タオルを振ってシャドーしたりとか、できることはあるかもしれないけど、さすがにキャッチボールまではできないはず。投手ならせっかくキャンプから肩をつくってきたのに投げない日が何日も続いたら一からつくり直しになる。ブルペンで投げられる投げられないは大きな違いだと思う」と指摘する。

 別の選手も「晴れてシーズンが開幕したときに仮にウチがスタートダッシュを決めたとしても、周囲から練習できていたチームだから当然でしょとか、冷めた目で見られてしまったら悲しい」と気まずい気持ちを吐露する。

 新型コロナウイルスの影響によるダメージは、練習できる竜ナインにとっても小さくはないようだ。