中日・大野プレミア12でカーブサミットだ

2019年10月09日 16時30分

大野雄大

 11月に開幕する国際大会「プレミア12」の日本代表に選出された中日・大野雄大投手(31)が来季の飛躍へ向けて新球カーブの習得に並々ならぬ意欲を見せている。

 今季は25試合に登板し9勝8敗、防御率2・58をマーク。プロ9年目にして初タイトルとなる最優秀防御率に輝き、9月14日の阪神戦(ナゴヤドーム)では史上81人目のノーヒットノーランも達成した。昨季0勝の屈辱から見事に復活を果たしたが、本人は「今年の成績には全然満足していない。来年にそれ以上の成績を残すためには新しいことに挑戦していかないといけない」と燃えている。

 最速152キロの直球を主体にツーシーム、スライダー、フォークなどの変化球も多彩に操る大野雄だが、持ち球にはカーブがない。「結構、不器用な人間なのでカーブを投げるのは難しい。これまで過去に何度も挑戦しては失敗してきた。もっと投球に緩急をつけるためにもやっぱりカーブが欲しい」と力説する。

 悲願のカーブ習得を成功させるため、侍ジャパンの最強投手陣から学ぶチャンスは逃さない。同じ左腕で110キロ台の大きく曲がるカーブを持つDeNA・今永に対して「左で一番の投手だと思っている。今まで話したことはないし、年下だけど、自分から積極的に話しかけて勉強させてもらいたい」という。

 さらに右腕ながら楽天・岸、巨人・山口ら年上の投手にも目をつけている。「その2人からはカーブはもちろん、野球に対する考え方とか、感性とか、いろいろ聞いてみて、それがマッチすれば、すごくプラスになると思う」

 8日、ナゴヤ球場での秋季練習初日からブルペン入りした大野雄は、早くも実戦を想定してカウントをつけながら約40球の投げ込みを敢行。侍ジャパンメンバーからカーブの極意が得られればまさに鬼に金棒で、来季の大野雄は手がつけられない活躍を見せてくれそうだ。