エンゼルスの大谷翔平投手(27)は27日(日本時間28日)に本拠地アナハイムでのガーディアンズ戦に「2番・投手兼DH」で出場し、5回を投げ、1本塁打を含む5安打2失点、4三振1四球で今季2勝目(2敗)を挙げた。バットでは5打数3安打1打点と今季初の1試合3安打をマークした。チームは9―4で逆転勝ちして4連勝。ア・リーグ西地区首位に立った。
開幕から19試合連続出場の影響か、立ち上がりからボールに指がかからず、前回登板で面白いようにバットに空を切らせたスライダーが曲がらず、スプリットも落ちなかった。先頭ストローを2球で追い込むも歩かせた。一死後、3番ラミレスにカウント1―2から真ん中に甘く入ったスライダーを右翼席に運ばれた。
2回、3回と得点圏に走者を背負ったがカーブとMAX98・8マイル(約159キロ)の直球を軸に切り抜けた。4回は10球、5回は9球で連続三者凡退に片付けた。マドン監督は試合前に「90~95球をメド」に挙げており、勝利投手の権利を手にしてこの回で降板となった。
バットでは今季初の3安打をマークした。4回二死一塁で先発右腕プリーサックから中前打。6回一死三塁では3番手の左腕アレンから右越えに適時二塁打。カウント1―2からの4球目、真ん中高めのカッターをフルスイング。快音を発したが打球速度108・2㍄(約174㌔)の弾丸ライナーは角度17度と上がらず、右翼手の頭を越える適時二塁打となった。これが本拠地12戦目で今季初打点、マルチ安打は5度目だ。さらに8回先頭でアレンの外角低めのスライダーをバットの先で拾って中前に落とした。1回無死二塁、2回無死無走者はともに二ゴロだった。
大谷が先発マウンドに上がった試合で3安打マークしたのは自身2度目でメジャー初。MLB公式サイトのサラ・ラングス記者によると、エンゼルスの投手が先発登板した試合で3安打するのは大谷で史上5人目の快挙だ。
エンゼルスベンチ、ファンが期待した本拠地初アーチはお預けとなったが、最強二刀流復活へ今季の分岐点になりそうだ。












