【アリゾナ州テンピ発】エンゼルスの大谷翔平投手(27)は28日(日本時間29日)にアスレチックスとのオープン戦に「1番・DH」で出場し、2試合ぶりの安打を放ち、3打数1安打だった。チームは7―2で勝った。

 相手先発は右腕ブラックバーンだ。1点を追う初回先頭、初球のほぼ真ん中の速球をフルスイングすると弾丸ゴロはやや一塁側に寄っていた二遊間を切り裂き、あっという間に右前に達した。3回無死一塁はカウント2―2からの6球目、外角低めの変化球にバットは空を切った。

 5回先頭は2番手の右腕グリムと対戦。初球を振り抜いたライナーは中前へ。抜けると思われたが大谷シフトで二塁手の定位置からやや二塁ベース寄りに守っていた遊撃手がジャンピングキャッチ。思わず天を仰いだ。この回、終了後に球場を後にした。

 1安打に終わった試合とは対照的に打撃練習はSHO TIMEだった。1スイング目にいきなりバットを折り、破片が宙に舞うと両手を上げて「あー!」と絶叫。打撃ケージ裏でチームメートらと笑い合うと、クラブハウスに新しいバットを取りに走って戻った。

 順番を1回飛ばされたが、その後はアーチを連発。右中間に運んだ推定飛距離150メートルの特大弾を含み、23スイング中11本が柵越えした。無理に引っ張ることはなく、右中間4本、中堅2本、左中間5本と広角に打ち分けた。4月7日(同8日)の開幕戦に向け、順調だ。