「打者専念なら50発」エンゼルス・大谷に二刀流議論再燃

2021年06月27日 08時03分

タイムリー二塁打を放った大谷(ロイター=USA TODAY)
タイムリー二塁打を放った大谷(ロイター=USA TODAY)

 エンゼルスの大谷翔平投手(26)が26日(日本時間27日)の敵地レイズ戦に「1番・DH」で先発出場。3打数1安打1打点だった。試合は3―13で敗れた。

 相手先発は24歳左腕のマクラナハン。初回の第1打席は二ゴロに倒れたが、3回無死一、三塁で迎えた第2打席はスライダーに泳ぎながらも右翼線へ適時二塁打。4回の第3打席は捕邪飛、7回の第4打席は2番手右腕のラスムッセンから四球を選んだ。

 そんな大谷が、結果を残せば残すほど出てくるのが「もし二刀流でなかったら…」との声だ。

 すでに殿堂入り投手のスモルツ氏が「大谷が投手に専念したらデグロムと同等になれる」と発言するなど「どちらかに専念したら…」という声が米国内でも再び出はじめており、本紙評論家の得津高宏氏は「V字というよりはUの字を描くようなスイング軌道で、低めをきれいにすくい上げることができている。それでいて高めにもしっかりバットのヘッドを立てて対応できているのはすごい。それこそ打者に専念したらシーズン50本塁打は打てるのでは。もはや日本人選手どうこうではなく、メジャーで1、2を争う打者の域にまで達していると思います」と断言した。

 二刀流に取り組んでいる以上、シーズン記録や通算記録などで突出した成績を残せないのはNPB時代から言われていたことだが、そんな「もし…」を思わせるほど、大谷のそれぞれの〝プレーの質〟がずば抜けているということだろう。

 投でも打でも、名だたるメジャーリーガーたちを圧倒する唯一無二の存在へ。大谷にしかできないパフォーマンスが、全米を揺るがしている。

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