米大リーグ機構(MLB)公式オークションサイトは24日(日本時間25日にエンゼルス・大谷翔平投手(26)が今季5試合で実使用した白のホーム用ユニホームを、1万ドル(約109万円)スタートで出品した。

 このユニホームは4月21日(同22日)のレンジャーズ戦(5号を放ち、3打数1安打)、3日(同4日)のレイズ戦(9号含み4打数2安打)、7日(同8日)からのドジャース3連戦(計13打数4安打)の5試合で着用したもの。

 大谷のユニホームは過去にも何度かオークショーンに出品されている。2018年4月はオープン戦で着用したものに1万592ドル(約113万3300円=当時)、同年10月は9月9日のホワイトソックス戦で着たビジター用が9525ドル(約108万6000円=同)の値が付いたが、1万ドルスタートは破格だ。

 オークションで得た収益は、地域の教育、医療、芸術やコミュニティーに関連した青少年プログラムに取り組んでいるエンゼルス・ベースボール基金によって活用される。

 一方、負傷者リスト入りしているマイク・トラウト外野手(29)が4試合で着用したユニホームはすでに1件の入札があり、1万3000ドル(約141万円)となっている。入札締め切りは米東部時間6月3日午後10時(同4日午前11時)。果たしていくらで落札されるのか。