米大リーグ、カブスのダルビッシュ有投手(32)が4月30日、SNSを更新し、平成の野球人生を振り返った。

「平成では沢山の方々に支えてもらったおかげで、大阪府羽曳野市在住の背の高いヒョロヒョロの少年が32歳になった今もアメリカで野球をし、家族を持てています。羽曳野ブラックイーグルス、全羽曳野、東北高校、北海道日本ハムファイターズと所属しました」と経歴を説明した。

 さらに、チームメイトにも感謝。

「東北高校の若生正廣監督、先輩、同級生、後輩に恵まれすぎました。スーパーマイペース、わがままな自分と過ごしてくれたみんなにずっと感謝しています。若生正廣監督の『練習させない』指導法のお陰でひ弱な自分が少しずつ力をつけて今でも野球できています。感謝しかありません」と思いをつづった。

 鳴り物入りでプロ野球に飛び込んだものの、いきなり問題児のらく印を押された。

「北海道日本ハムファイターズでは入団早々タバコ+パチンコという前人未到の記録? 記憶? に残る失態を演じてしまい世間からも風当たりが強い中で初勝利のヒーローインタビューでたくさんの声援と拍手を頂けたことで本当に救われました。北海道民、北海道日本ハムファイターズファンの方達の優しさは忘れません!」と自戒を込めつつ、苦笑した。

 海の向こうでも、新時代の胎動は確かに感じている様子。

「また令和も皆んなで優しさを持って、生きづらく感じている人を助けながらいい時代にしていきましょう!」とファンに呼びかけた。