第104回全国高校野球選手権大会の決勝(22日)で仙台育英(宮城)が8―1で快勝。東北勢として、悲願の初優勝を果たした。
仙台育英は先発した斎藤蓉(3年)が7回3安打1失点の好投を見せた。下関国際の打線を完全に封じこめる投球に、須江航監督は「斎藤が(準々決勝での)愛工大名電戦の登板を上回る、3年間の集大成のような素晴らしい投球をしてくれた」と満足げにたたえた。
斎藤自身も「ボール先行になった場面も多かったんですけど、それでも四球を1つに抑えることができた。自分の悪いところであった四球から冷静さを失って失点というのがなかった」と振り返ると「100年の扉が開いて非常にうれしい。中学生の頃から仙台育英で優勝したいと思ってました」と喜びを爆発させた。
7月上旬に左肘の靭帯損傷と診断され、宮城大会での登板機会はなかった。だからこそ「県大会は髙橋と古川が中心となって投げて、なんとか甲子園に連れて来てもらった。今回恩返しができて良かったです」と話し、目を細めた。
最後の夏に、東北勢の初優勝を決めた投手となった斎藤。今後については「大学でプロを目指したい。体作りから、1からやっていきたい」とさらなる飛躍を誓った。












