右肩関節唇損傷のため二軍調整中の日本ハム・斎藤佑樹投手(24)が昨年12月に破局していたことが分かった。本紙の直撃に斎藤自らが明かしたもので、あの女優や女子アナとの関係にもあらためて言及した。最近は二刀流ルーキー・大谷翔平(18)の陰に隠れがちの佑ちゃんは、全てを“リセット”して復活の舞台を目指している。

 ――けがしてから変わった内容のファンレターが届くようになったとか

 斎藤:良かれと思い病院やクリニックを紹介してくれる人もいれば、医師本人から手紙が来ることも…。捻挫した大谷にも起こりそうだけど、新人だけにキッパリと断る対応の仕方を知らなそうで心配だ。自分なら治療できると売り込んでくる人たちは話がうまくて「すぐに治せる」「絶対に良くなる」とか甘い言葉を並べるけれど、リハビリはそう簡単じゃない。以前は乗っかってしまいそうにもなったけど、中垣さん(トレーニングコーチ)の指導の下で少しずつ前進することの大切さを学んだ。

 ――同じくリハビリ中の大谷と接する機会も多くなった

 斎藤:2人とも別メニューで動いている時に「右足どう?」「いい感じです」とか。あとは野球選手らしく道具について話してる。大谷の新しいグラブを見せてもらったけど硬さと大きさが気に入った。

 ――野球が充実すると休みの日も活動的になるのでは

 斎藤:今はあまり出歩かない。だいたい月曜日休みなのでジャンプ買いにコンビニ行くくらいかな(笑い)。いつもウエート中はチームメートと次週の「ワンピース」の展開について予想を語るんで(笑い)。

 ――デートをするような相手は

 斎藤:彼女いません。1年くらい付き合っていた女性と昨年の年末に自分から別れた。理由は、もう好きじゃなくなったから…。むしろ他にどんな理由で別れるんですか? 相手は一般人? そうです。

 ――付き合う女性との出会いはどんな場所で

 斎藤:大学で同じクラスを受講してた女友達とか、友達の紹介とか。僕すごく真面目なんですよ。クラブへは一度しか行ったことないし、コンパ童貞(笑い)。大学で先輩に誘われても行かず、友達同士でも知らない女性がいる飲み会に参加したことがない。「ハンカチ王子を連れてくる」というのを狙って誘ってくるようなものもあったけれど全部断っていた。

 ――派手な噂が多かったので意外だ

 斎藤:でしょ!?(交際が報じられたフリーアナウンサーの)小林麻耶さんは知り合いだけど、大学時代に深田恭子さんとの話が出た時(※)…あれはほんとに訴えたかった! プロ野球選手なら人気商売だから週刊誌にいろいろと書かれても仕方ないけど、一学生を利用してお金儲けしようとするなんて許せない。「居合わせた客によると」なんてそれらしく書くけど、個室だし(笑い)。手を握られたりなんてのも全くない。

 ――過去には元交際相手が週刊誌に大学時代の関係を暴露したことがあるが

 斎藤:何で週刊誌にそういうことを言うんでしょうね。20万~30万円くらいで話が売れると聞いたけど、その程度の額で人生こわされたらたまったもんじゃない。女性が写真を撮られるように仕組んで有名選手が被害に遭ったなんて話も聞くけど本当に怖い。やっぱり週刊誌は苦手です…。

 ――ところで現状については? 立ち投げながらすでに2度のブルペン入り。練習では肩のクリーニング手術をしたケッペルの投球を見学することが多い

 斎藤:ケッペルは同じけがを経験しているし、もう二軍で登板して僕より一歩前に進んでる。彼をモデルとして自分の復帰までの道のりを計算しています。自分はブルペン投球も強度を上げる段階ではないが、中垣さんというトップレベルの方がリハビリを見てくれて手応えを感じている。気持ちだけなら、すぐにでも試合に出られそう。

 ――7月に一軍復帰のめども立ち、あらためて今季の目標は

 斎藤:もうフルシーズンでのローテーション入りは無理なので、夏以降の後半戦でチームを上位に上げるための戦力になること。そして日本シリーズで登板したい。

 ※…当時早大3年の斎藤は2009年2月に都内の焼き肉店で深田とデートをしたと同年4月に報じられた。2人は同じ鍼灸院に通っており、その日の“焼き肉会”も鍼灸院の先生が開催したもの。深田が両手で斎藤の手を握りしめたという描写もあった。当時、本紙は関係者の話として「交際と言うにはほど遠い状態」と報じたが、斎藤がこの件について本音をぶちまけたのは今回が初めてとなる。