巨人の松井秀喜監督(52)が7日、ジャイアンツ球場などで行われている秋季キャンプ第3クール初日を迎えた。

 週末ということもあり、この日も約1万人ものファンがゴジラ目当てにキャンプ地へ集結。G党の期待に応えるべく、松井監督は午前中の練習を見守ったのちに12時半からジャイアンツタウンスタジアムへ移動すると、急きょサプライズトークショーを開催した。

 スタンドを埋め尽くしたファンを前に「来季より一軍監督を務めます松井です。こんなにたくさんのファンの方に集まっていただいて感激しています」と挨拶すると、この日一番の拍手と大歓声。〝浦学のジャッジ〟の異名を誇る未来の4番候補・藤井や、指揮官がファーム施設見学時に〝爆睡〟していた右腕・西舘の話題などナインへの思いも盛りだくさんに明かし、約15分間のトークショーは大盛況に終わった。

 松井監督は「喜んでいただけたのであればそれだけで嬉しいです。あれだけ来てくれて感謝ですよ」と電撃イベントを振り返ると「今日なんかはせっかく来ていただいたので、喜んでくれれば、と。基本的に『来てよかったな』と思って帰って欲しいなとは思います」と自身のファンサービスの流儀も明かした。

 松井監督らしい〝ゴジラ節〟と毒ガス攻撃も飛び出した。トークショー中には、ファンの前で未だお披露目されていない背番号90のユニフォーム姿の公開のタイミングについてMCから振られた指揮官。すると「しょうがないですねぇ…」とおもむろにパーカーの裾を捲る仕草を見せ始めた。突然の行動にスタンドのファンやメディアも固唾をのんで見守ったが、松井監督は「ハハハハハ、ごめんなさい、下はシャツでした~」と茶目っ気たっぷりに高笑い。

 背番号お披露目の行方もさることながら、松井監督の一挙手一投足は連日大きな注目を集め、一種の「社会現象」ともなっている。それでも松井監督は「そうなんですか? そうなんですか? 知らなかった」ととぼけると「テレビも新聞も見ないから分からないんだよ。あ、皆さんの前で言ったら失礼か(笑い)。全く実感はないです」と集まった多くの報道陣を〝口撃〟して和ませた。

 キャンプも残り約1週間。松井監督らしいウィットに富んだジョークも大きな注目ポイントとなっていきそうだ。