F1で近年加速している〝セレブ文化〟を英国テレビ界の重鎮が猛批判した。

 近年のF1グランプリ(GP)ではサーキットに各界のセレブリティーが集結するのが恒例となっており、時には主役であるドライバーよりも目立つケースも多くなって賛否を巻き起こしている。

 特に今年はレジェンドのルイス・ハミルトン(フェラーリ)が、世界的インフルエンサーのキム・カーダシアンと交際を宣言。2週間前のシンガポールGPでも、ド派手ファッションでサーキット上を闊歩して物議を醸した。

 そうした中、英国の大物司会者で自動車関連の著作やジャーナリスト活動でも有名なジェレミー・クラークソン氏が、セレブ偏重化を痛烈に批判した。

 英メディア「GPファンズ」は「ジェレミー・クラークソンがF1のセレブ文化、キム・カーダシアンを痛烈に批判。F1におけるセレブリティー文化の拡大を批判し、パドックでカーダシアンが受けている注目について、率直な意見を述べた」と報じた。

 英スポーツ専門放送局「スカイ」に出演したクラークソン氏は、カーダシアンがGPで注目を集める現状にこう疑問を呈した。

「正直に言って、キム・カーダシアンにはあまり興味がないので、見ていなかった。なぜキム・カーダシアンに興味を持つ必要があるんだ? 私はF1を見に来たのであって、キム・カーダシアンを見に来たわけではない」と、怒りとあきれが入り交じった様子で糾弾する。

「カメラがこぞって『おおっ、キム・カーダシアンだ!』って騒いでるけど、なんで私がそんなことを気にするのか? キム・カーダシアンがここにいるなんて、私が気にするわけないじゃないか」と、カーダシアンがサーキットに現れただけで話題となっている状況を嘆いた。

 F1のセレブ化を象徴する存在になっているカーダシアンは、良くも悪くも話題の中心になっているようだ。