東レ・パンパシフィック・オープンテニス第3日(26日、東京・有明)、女子シングルス世界ランキング19位のアレクサンドラ・イアラ(21=フィリピン)が1回戦で、同411位で17歳のミカ・ストイサブリェビッチ(英国)を6―1、6―2のストレートで下した。

 イアラは試合後の会見で「今日の自分のプレーにはとても満足している。競り合う場面やピンチもあったのでとてもうれしい。インドアコートは快適だったし、自分のリズムをつかめてきている」と笑顔を見せた。

 今季グランドスラムで16強入りを果たし、ツアー優勝を飾るなど母国の歴史を塗り替えてきたイアラの人気は絶大。この日もスタンドには国旗を振る大勢の同胞ファンが駆けつけ、熱烈な声援を送り続けた。日本開催でありながら、コート上にはまるでホームのような一体感が広がった。

 温かい後押しを受けたイアラは「本当に素晴らしいことだと思う。行動を通してフィリピン人のコミュニティーがどれほど協力的で、どれほど愛情深いかが示されていると思う」と深く感謝。「応援は特定の地域に限らず、世界中どこに行っても同じ」と語り「彼らが私を応援してくれる姿を通して、フィリピンという国や人々の魅力、素晴らしい特性を実感することができている」と胸を張った。