阪神・藤川球児監督(46)は23日、東京都府中市内の明治大学野球部合宿場を訪れ、ドラフト1位指名した榊原七斗外野手(22=明治大)へ指名あいさつを行った。

 指揮官は「初対面ですけれども、素晴らしい選手だなという風に思います。非常に大きな期待と、11月の入団会見で素晴らしい姿を世間の皆様に、タイガースファンに見せてもらいたいなと思います」と期待を寄せた。

「特に印象に残った」と高く評価したのは榊原の〝姿勢〟だった。昨夜、指名の瞬間に表情を変えなかった姿を受けて「私は阪神の監督を務める2年間、表情を動かさず、最後まで姿勢を変えず、没頭すれば必ず強い自分が作り出せるというのがテーマで、選手たちに常に問いかけてきました」と説明。そのうえで「榊原選手はドラフト指名のときに表情が動かなかった。チームに通ずるものをすでに持ち合わせている。姿勢も変わらず、視線も変わらず。そういう意味ではセンターラインも任せ切ることができる。凡打でも一塁まで全力疾走するということを明治大学で学んで、4年間貫き通したという報告も受けました。4年間よく学んだのだなというところが見えた。明治大学の先生方に感謝ですね」と続け、同大で培った野球との向き合い方に目を細めた。

 一方、榊原は初対面となった藤川監督を前に「本当にオーラがある」と緊張した表情を浮かべつつ「やっと土俵に立てたというか、本当にここから本当の勝負が始まるという気持ちでいっぱいです」と高揚感をにじませる。

「開幕一軍をスタートに頑張りたいと思ってます。また、新人王といったところであったり、ゴールデングラブ賞は自分の中で目標としています。熱狂的なファンの方がたくさんいると思いますので、本当に1年目から皆さんにいいプレーをお見せすることができればいいと思ってます。熱いご声援よろしくお願いいたします」と入団を心待ちにし、飛躍を誓った。