今季のドジャースは大谷翔平のケガによる失速や高齢化がたたってポストシーズン敗退。豊富な資金力でスター選手を集めて栄光を勝ち取ってきたドジャース「王朝」がついに崩壊したと米メディアは騒ぎ立てた。

 ロハスの引退、KヘルナンデスもFAで退団が濃厚とみられ、フリーマン、ベッツ、マンシーらもさらなる飛躍に期待はできず、転換期に差し掛かったチームに来季の悲観的な見方は少なくない。

 しかし、編成本部長のフリードマン氏は強気な姿勢を崩さない。「私たちのすることはすべてファンのためですし、周りにはたくさんの雑音があります。あまり気にしません。ファンとパートナーシップを築いていると感じています。我々の時代が終わったとか、下降線をたどっていると言う人たちがいるが、それは我々にとってはただの雑音に過ぎない」と米メディア「ニューヨーク・ポスト」などにキッパリ言い切っている。

 タッカー、ディアス、スクバルと大物を次々と獲得しても3連覇の夢はかなわなかった。特に後半からPSにかけて攻撃力不足が深刻だっただけに若返りを含めた積極的なテコ入れに取り組む必要があり、フリードマン氏は「何が真実で何を改善できるのかを見極めること。オフシーズンにはその点に取り組むつもりだ」と話し、ゴメスGMも「次のシーズンに向けて最高のチームを作り上げるために前進する」と〝王朝再建〟を誓っているが…。

 米メディア「ドジャースビート」は「王朝はたった一度のポストシーズンの不振で終わることはない。組織が現状に満足したり、過去の成功に固執しすぎたり、変化が必要な時を認識できなかった時に終わるのだ。まだ十分にチャンスは持っている」と伝えている。