フィリーズの主砲、ブライス・ハーパー内野手(33)がトレード拒否兼解除の条件を明かした。米スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」の敏腕記者ケン・ローゼンタール氏が「ブライス・ハーパーがトレード拒否権を行使しない(トレードを容認する)条件は、獲得する球団が、現在残っている5年間の契約期間をさらに延長することであるという」と伝えた。

 MVPを2度獲得しているハーパーは2019年に当時の米国プロスポーツ史上最高額となる13年総額3億3000万ドル(約368億円=当時のレート)でフィリーズと契約。39歳を迎える2031年シーズンをもって契約は満了する。獲得する球団が契約延長を提示した場合、トレード拒否権を解除する意向だという。

 この発言を受けた米メディア「ヘビー」は「ここ1シーズン、ブライス・ハーパーをめぐトレードの噂が散見されるようになった。2025年シーズン終了以降、フィリーズの社長であるデーブ・ドンブロウスキーとハーパーの間に何らかの確執が生じていることが、こうした噂の火種となっている」と指摘した上で「ハーパーが実際にトレードされる可能性は低いと見られる。契約満了時には39歳を迎える。つまり、ハーパーを獲得しようとする球団は40歳前後の選手に対して巨額の契約を負うことになるからだ」と解説した。