ロッテ1位・米沢友翔投手(22=関西大)の表情が最後の最後で緩んだ。次々と1位指名が決まっていき、残るは2度の抽選を外したロッテだけ。緊張が走ったが、無事に名前が読み上げられると安堵の表情を見せ、隣りの小田監督と握手を交わした。
米沢は「何とか指名してもらえてよかった。1位でいきたいというのがあった。他の選手たちが指名されていく中で悔しい思いもありながらですけど、同じ1位でよかった。頑張りたい」と淡々と話した。千葉には中学時代の修学旅行でディズニーランドに行って以来と言うが「12球団で一番応援が熱く、若い選手も活躍している。関大の先輩の高野さんもいるのでいろんなことを聞いてみたい」と胸を膨らませた。
最速149キロのストレートにスライダー、カーブ、チェンジアップ、スプリットを緩急をつけ、力みのないゆったりフォームで投げ分ける。4年春に4勝、防御率1・31の好成績で5季ぶりにリーグ優勝の原動力となってMVPを受賞。全日本大学選手権では3勝をマークし、防御率0・72の活躍で54年ぶりの日本一に導き、MVPに輝いた。元阪急でアドバイザリースタッフの山口高志氏のもとでフォームを磨き、2年先輩の中日・金丸の背中を追いかけた。
対戦したい打者にソフトバンク・近藤の名前を上げたが「投げ合いたいのはセ・リーグの金丸さん。1週間前にも連絡をもらって〝いつも通りで頑張れ〟と言われました」と楽しみにしている。即戦力として期待の大きい左腕は「伸びのあるストレートを見てほしい。最終的には日本を代表する左腕になりたい。新人王も取りたい」と目を輝かせた。













