大学球界ナンバーワン捕手は、2球団競合の末に、楽天が交渉権を獲得―。青学大・渡部海は、中日との競合の末に、楽天が交渉権を獲得。抽選に参戦した楽天・石井一GMは「人生で2番目に緊張した」とジョークを飛ばしながらも見事、左手で当たりくじを引き当てた。
入団となれば、楽天の捕手のドラフト1位入団は球団史上初。楽天のイメージについて、問われた渡部は「若いチームで、自分もその一員になれるように。まずはピッチャーの能力を最大限に引き出せるように、アピールしていきたい」と初々しく、抱負を口にした。
智弁和歌山高時代は、2年夏に全国制覇。青学大でも1年春から正妻を任され、東都リーグ6連覇や3度の全国制覇の原動力として活躍。25年から大学侍ジャパン入りし、4番を務めるなど、強肩強打の大学ナンバーワン捕手として名を馳せてきた。会見に同席した青学大の安藤監督も「指令塔として、チームを勝たせられる捕手」として、4年時は主将として、全幅の信頼を置いてきた。
本業のマスクだけなく、「打」でも、大学侍ジャパン4番を打ってきただけに、プロでの目標も当然「打てる捕手」。渡部は「キャッチャーだったら、ソフトバンクの近藤健介選手とキャッチャーとして対戦したい」と球界屈指のバットマン斬りに思いを馳せつつ「バッターだったら、モイネロ投手」と、こちらも鷹のエース助っ人左腕との対戦を熱望した。
渡部は「まずはチームのなかで立場を掴み、ルーキーからレギュラーとして試合に出るつもりでいるので。そこの準備をしていきたい」と1年目からチームの正捕手の座を狙うことを宣言。プロでは、ベストナイン、ゴールデン・グラブ賞など、捕手部門におけるポジション別のタイトルを総なめにする意気込みだ。












