ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(34)の〝フロント改革発言〟にオーナーのハル・スタインブレナー氏が反応した。21日(日本時間22日)に米メディア「ニューヨーク・デイリーニュース」などに「腹が立ったか? いいえ」と冷静に見解を口にした。
ポストシーズン敗退後に主砲ジャッジは「毎年我々のチーム以外が強くなっている。新しい選手を獲得し、コーチを迎え、戦術を取り入れ、強化するためにできることを何でもやっている。だから同じこと繰り返せばPSに進出できる、なんてことはない。ここはヤンキースだ。全力で取り組まなきゃいけないんだ」とフロントの尻を叩いた。自ら肋骨骨折、ふくらはぎ痛でポストシーズンの戦力にならなかったこともあり、少なからず球団内部の反感を買った。
ジャッジと話し合いの場を持ったという同オーナーは「もし私が選手だったらオーナーグループが毎オフに優勝するために全力を尽くすことを期待するだろう。期待を持つのは悪いことじゃない」としたうえで「今年はそうしてきた。球団史上最高の年俸額だった。まだ十分ではないと感じたのでベリンジャーとの巨額の契約を結んだんだ。間違いなく全力を尽くしたし、優勝できる力は十分あったと確信している。残念ながらうまくいかなかっただけだ」とジャッジの意見に反論している。
さらに「選手はルールを守り、賢明に取り組むこと。コーチ、トレーナーの指示に耳を傾けることです。人生におけるどんな人間関係もお互いに支え合うもの。だからその一環として期待を持つことも必要ですし、期待を向けられたことをまったく気にしていません」と付け加えた。
PS前にジャッジがケガの回復具合と試合出場の見解をめぐってブーン監督と〝対立〟したことを暗に匂わせたのかもしれない。大人な対応を見せたオーナーだが、ジャッジの主張も正論。名門の沽券にかけて積極的な補強が必要なのは間違いない。












