【病院通いになる前に健康寿命を伸ばす! プレメディカルケア】スポーツトレーナー・永井正彦氏が実際の相談事例をもとに解説する健康アドバイス企画。今回は「物忘れ予防のストレッチ」です。
【お悩み】物忘れが日常茶飯事に。予防ストレッチなんてありますか?(50代女性)
【アドバイス】深呼吸しながら遠くの音に耳をすませてみてください。
【解説】犬の散歩中に出会った犬の名前を聞いても、家に帰ったらもう忘れているんですと嘆く50代女性。スーパーに行っても特売品に目を奪われてしまって買わなきゃいけない物を忘れて2度行くこともあるので、予防ストレッチがあれば知りたいという相談でした。
女性の場合、物忘れが増えていることを自覚されていたので、更年期障害が要因であることが考えられました。
更年期障害になると、日常生活の中でストレスホルモンがたまりやすくなるため、脳が余裕のない状態に陥りやすくなります。そうなると記憶の引き出しを開けにくくなってしまうので、ストレス値を下げる効果がある深呼吸をお勧めしました。
深呼吸する時のポイントは、できる限りリラックスできる静かなところで深呼吸しながら遠くの音に耳をすませることです。ご自宅であれば寝室で深呼吸しながら屋外の音に耳をすます。屋外であれば公園や森のような場所で深呼吸しながら、鳥の声などに耳をすます。五感をフル活用させることが大事なので、目を開けたまま行っても構いません。理想としては椅子に腰をかけ、足裏を地面にしっかりとつけて行うといいでしょう。
3分間ほど行うことでモヤモヤ感が解消され、脳を一旦リセットすることができます。スポーツ選手も試合前等に心を整え、集中力を高めるために取り入れている深呼吸法なので、深いリラックス効果も得られます。
もしも若年性認知症が心配だという方は、物忘れ外来や脳神経内科などで一度検査してみてください。












