【岡田紗佳のもう一度見たい麻雀Mリーグ】10月8日第1試合 東3局0本場=堀慎吾(KADOKAWAサクラナイツ)、内川幸太郎(EX風林火山)、下石戟(BEAST X)、渡辺太(赤坂ドリブンズ)
KADOKAWAサクラナイツの岡田紗佳です。内川選手が今シーズン初の連闘連勝を達成しました。キッカケとなったのは第1試合の東3局0本場。ともに子の太選手、堀選手から2軒リーチが入り、現物などを切って危険を冒さない道を渡っていたところ、12巡目にテンパイしました。
8筒を切れば2萬単騎、2萬を切れば8筒単騎です。3萬は3枚、1萬は全部見えていて2萬単騎の待ちは良さそうですが、8筒は2人のリーチに全く通っていません。2萬は通りそうとはいえ、8筒単騎に受けるとフリテンです。麻雀のセオリーとして2軒リーチには降りましょうということがよく言われます。降りる人もいるでしょうし、2萬を切ってヤミテンからの好形変化待ちを選択する人も多いでしょう。
ここで内川選手が選んだのは8筒を切ってのリーチです。私は見ていて降りるんじゃないかなと思ったのですが、危険な8筒切りだけではなく、さらにリーチにまで踏み込んだ決断をシンプルにすごいな、昨シーズン風林火山が優勝したことによる精神的余裕があるのかな、と感じました。
冷静に考えると、内川選手の選択は理に適っています。タンヤオ赤と打点もあって、単騎とはいえ待ちもいい。実際に2萬は2枚山に残っていました。一方、2萬切りのヤミテンというのはあまり意味がないかなと思います。そもそも2萬は通っていないですし、8筒のロンアガリもできません。それならば通っている牌を切って降りた方がいいかなと。リーチ後すぐに2萬をツモって、満貫のアガリとなりました。オーラスで一度は太選手に逆転されたものの、再逆転して接戦を制しました。
この日の内川選手は鋭い攻めがアガリに直結し、まさに〝キレッキレ〟という言葉がふさわしい活躍で、第2試合もトップで終えました。もともと連闘連勝が多い選手で、元チームメートとしてはよく見た光景でした。同じチームの時は頼もしかったのですが、敵になると本当に怖い選手です。















