【病院通いになる前に健康寿命を伸ばす! プレメディカルケア】スポーツトレーナー・永井正彦氏が実際の相談事例をもとに解説する健康アドバイス企画。今回のお悩みは“スマホ依存”です。

【お悩み】中校生の娘がスマホ依存です。視力も姿勢も悪くなってきているので、屋外で運動させたいんですが。(40代女性)

【アドバイス】家庭内でスマホ利用エリアを決めてみよう!

【解説】スマホ依存による影響は世界各国でも社会問題の一つです。日本でも2025年に愛知県豊明市が市民のスマホ利用時間に関する条例を施行し、話題になりました。

 実際、何事も一度依存してしまうと、意識しないとなかなか脱却できないので、まずはスマホから離れる時間をいかにつくれるのかがポイントです。

 娘さんを心配するお母さんには、例えばリビングなどスマホを使っていいエリアを家の中で決めるよう伝えました。充電器もリビングに置いておけば、自分の部屋などにスマホを持っていくことはなくなるので、少しはスマホ依存を解消できるでしょう。

 屋外で運動させたいという件に関しては、スマホを家に置いたまま、娘さんと公園に散歩に行ったり、近所のスーパーに買い物に出かけたり、たとえ短い時間でもスマホから離れる時間を意図的に確保するよう伝えました。

 おすすめはプールです。プールに行ったらスマホを見ずに1時間程度、泳いでも歩くだけでも全身運動になる上、スマホからも強制的に離れることができます。

 各種スポーツの代表チームの合宿でも、食堂でのスマホ使用を禁止したり、スマホを使っていい時間を決めたりしているところもあります。この規則は選手同士のコミュニケーションが深まるきっかけになっています。

 スマホを長時間使用すると前傾姿勢が続くので、スマホを3分使用したら、顔を上げて遠くを見ることを習慣にすると、ストレートネックを予防できるので姿勢も良くなるでしょう。