【病院通いになる前に健康寿命を伸ばす! プレメディカルケア】スポーツトレーナー・永井正彦氏が実際の相談事例をもとに解説する健康アドバイス企画。今回は夏に熱中症になってから不調が続くという方からの相談です。

【お悩み】熱中症になってから体のだるさが抜けません。(40代男性)

【アドバイス】焼き肉やうなぎの前に、まずは梅干しや酢の物を!

【解説】相談に来られた男性のように、熱中症になってから体のだるさが続いている方は多くいらっしゃいます。

 シャワーを浴びたから熱中症は落ち着いたと認識される人は多くいますが、体内の熱は1日で抜け切れるわけではないので、熱中症はその日に回復するわけではありません。

 体内の熱が抜け切らないと熱を放出する機能が弱まり、逆に熱がたまりやすくなるのでだるさが続き、ある日突然、熱中症になるケースもあります。熱中症かなと思ったら、とにかく2~3日は水分補給をしっかり心がけてください。

 また熱中症で体にダメージを受けたままの状態だと、だるさだけでなく食欲不振も続く秋バテになる恐れもあります。秋バテは症状も様々で、おなかを下す場合もあるので、五大栄養素といわれる糖質、脂質、タンパク質、ビタミン、ミネラルをまんべんなく摂取できるよう食事環境を見直す必要もあります。

 体力増強のために焼き肉やうなぎを食べようと思いがちですが、内臓が弱っている時は梅干しや酢の物を消化のいいものと一緒に摂取して、体の状態を弱酸性に戻してあげると食欲も自然に湧いてきます。

 季節の変わり目は寒暖差が大きく自律神経も乱れやすいので、体温調節も意識し、特に手首、足首、ふくらはぎは冷えやすいのでリストバンドをしたり長めの靴下を履くなど十分ケアしてください。