大舞台での経験を力に変える。阪神・高橋遥人投手(30)が、クライマックスシリーズ(CS)での快投を誓った。

 前日11日にファイナルステージ(14日開幕、甲子園)で対戦する相手がDeNAに決まったが、「相手がどっちでも、どこでもやることは変わらない。試合をつくるだけじゃなくて、ピッチャーで勝ったというような試合にできるように頑張りたい」と力を込めた。

 昨年のCSでもDeNAと対戦し、8回一死まで無安打に抑える圧巻の投球を披露。今回も同じ舞台に立つ2冠左腕は「結構緊張するところで去年も投げたし、今年も投げさせてもらってきた。その経験を生かしてかな」と意気込んだ。

 今季は終盤まで巨人とのし烈なV争いとなり、9月中旬以降の3試合では緊張を感じながらいずれも白星を挙げた。「緊張は力に変えられないかな」と苦笑いしつつも、「緊張しても乱れないっていう自信はついたかなと思います」と確かな手応えを口にした。

 レギュラーシーズンでは主に中6日で先発ローテーションを守り抜いただけに、登板間隔が空いたことで肩の軽さも感じているという高橋。横浜打線については「打たれてもしっかりランナーをためないで、最少失点でいければ」と警戒した。

 昨年のポストシーズンでの経験に加え、今季も数々の重圧を乗り越えてきた虎のエース左腕。大一番でも普段通りの投球を貫き、チームを勝利へ導く。