ドジャースの大谷翔平投手(32)の不振が心配されるが、それ以上に深刻なのがウィル・スミス捕手(31)の打撃の状態だ。11日(日本時間12日)のブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ初戦も3打数無安打に終わり、ここまで5試合に出場して19打数1安打、7三振と苦戦が続いている。今シーズンは首の負傷で約3か月離脱。9月に復帰したが、主軸を務めた昨年までの本来の姿は見られない。
とはいえ、ラッシングが負傷で登録を外れ、もう1人のフェドゥシアは出場試合が少ないことでロバーツ監督の選択肢に入っていない。投手陣からの信頼の厚いスミスに頼るしかなく、一方で打撃でチームの足を引っ張っている歯がゆい状態だ。
当然、スミスの風当たりも強くなってくる。米メディア「LAタイムス」は「スミスがどれだけ打撃で苦戦しようとも彼を起用し続けるしかない。なぜなら彼はホームベースの横に立つより、後ろに身をかがめている方がはるかに価値があるからだ」と皮肉な報じ方をしている。
指揮官も「彼はバットの振りが悪くなっている。様子を見よう。これまでの実績を考えると難しいが、ヒットを打つ才能を持っている」と打順変更しながらきっかけをつかんでほしいと願う。勝負強い打撃で何度もチームを救ってきた〝打てる捕手〟の再起が大谷と同様、チームの命運を握っているかもしれない。












