プロ野球OBの高木豊氏が12日に自身のYouTubeチャンネルを更新。阪神・梅野隆太郎捕手(35)の今後について私見を語った。
2018年から3年連続でゴールデングラブ賞を受賞した梅野は、矢野政権下において不動の扇の要として君臨。21年に初めて国内FA権を取得したが宣言することなく球団と4年契約を締結。同契約が切れた昨オフも権利を行使することなく1年契約で阪神に残留した。
だがそこから、侍選出捕手・坂本の台頭などもあり梅野の出場機会は年々減少。昨季の出場試合数は52。今季はついにキャリア最少の27試合しか出番はなかった。
高木氏は「使われないってのが選手を腐らすよね。錆びていくというかね。少ないチャンスを生かすことができなかったのは梅ちゃんも言い訳ができない。ただもう少し使ってくれればとは考えるだろうね。それだけチャンス(出番)は少なかった」と虎の背番号2に同情を寄せる。
梅野には今オフ、FA権を行使し他球団への移籍を模索する選択肢もある。高木氏は「(自分なら)プレーに自信があるなら出るよな。ただ力の衰えを少しでも感じているようなら出ない方がいい。老いを感じているなら出ない方がいいな」と語り、以下のように持論を展開する。
「阪神でそのまま終われば連覇、日本一を経験している捕手として残れるんだよ。食いぱっぐれがなくなるんだよな。1回外で解説をやりながら、『コーチでユニホーム』を着てくれ』って話もないことはないと思う」
「小さい考えかもしれないけど」と前置きを入れた高木氏だが、現役引退後のキャリア再設計は全てのアスリートにとって切実な問題。〝ホワイト球団〟と表現されることも多い阪神は選手のセカンドキャリアのケアが手厚いことでも知られている。地元関西圏において、梅野は今も人気者だ。
「指導者への道を考えているなら一度ファームでの生活を経験することも無駄にはならないと思う。俺は梅ちゃんの(一軍での)プレーが見たいけどね。移籍するにしても〝立つ鳥跡を濁さず〟で礼儀を正して出ていけば、阪神はまた梅野を呼んでくれるとも思う」と高木氏はエールを贈った。












