大相撲秋場所11日目(23日、東京・両国国技館)、大関霧島(30=音羽山)が関脇熱海富士(24=伊勢ヶ浜)を力強く寄り切って星を5勝5敗の五分に戻した。

 今場所は好成績での優勝の条件付きで綱取りに挑むも、8日目に3敗目を喫して横綱昇進の可能性が消滅。そこから3連敗と崩れ、勝ち越しさえも危うい状況に追い込まれた。この日は大関取りに挑む熱海富士に意地を見せ、番付の違いを証明。ただ、取組後の支度部屋では付け人を通じて報道陣の取材を断った。

 大相撲中継で解説を務めた西岩親方(元関脇若の里)は「熱海富士の立ち合いは弱かった。大きな体をぶつけて当たっていった方がよかった。受ける立ち合いになってしまった」と指摘した。