大みそかの格闘技イベント「超(スーパー)RIZIN.6 師走の尾張名古屋下剋上祭り」(バンテリンドームナゴヤ)で行われることが決まった、RIZINライト級王者のルイス・グスタボ(30=ブラジル)と朝倉未来(34)の一戦に〝バカサバイバー〟こと青木真也(43)が黙っていられなかった。

 RIZINは3日、名古屋で会見し2人の対戦を発表。これまでフェザー級を主戦場にしてきた未来だが、前戦9月に1ラウンドTKO勝ちした青木戦に続き、ライト級で戦うことになった。この日、DDT両国大会でザック・セイバーJr.戦に臨んでいた青木は、記者を両国国技館の片隅に緊急招集。そして「朝倉は誰のおかげでグスタボとできると思ってんだよ。俺だろ!」と声をしゃがれさせた。

 確かに未来は青木に勝ってライト級でも戦えることを証明した。だが…だからと言って敗れた自ら「あのザック・セイバーJr.をして『世界中どこに行ってもMMAで最重要人物の一人』と言わしめたこの俺を倒したからこそ決まったんだろ。俺はこの5年間、ライト級の選手は(エドゥアルド)フォラヤンにしか勝ってないんだぞ!」と胸を張るのはどうなのだろうか。

かつて朝倉未来(右)に判定負けしているルイス・グスタボ(2019年)
かつて朝倉未来(右)に判定負けしているルイス・グスタボ(2019年)

 試合を終えた直後ということもあり、ハイテンションでツッコミも許さず「でも、なんでタイトル戦にしないんだ!」と鋭くメガネを光らせる。7年前に判定勝ちしているグスタボから王座戦を求められた未来だが「僕的にはタイトルマッチなしでやりたい」と消極的だったのだ。

 これには「取ったら防衛戦しなくちゃいけなくなるからだろ」とお得意の〝意地悪な邪推〟。その上で「でもさ、できるうちにやらないとダメなんだよ。いつまでもあると思うなよ、RIZINが…。ここでベルトを取って、平本蓮とタイトルマッチをやればいいじゃないか!」と持論を展開する。

 ここまで話して満足したか、最後は「まあ、前回の契約は68キロで今回は71キロだったから。今回は朝倉が不利だな」と予想して支度部屋に走り去るのだった。