元NHKアナウンサーで大相撲中継のエースとして活躍した藤井康生氏が1日、自身のYouTubeチャンネル「藤井康生のうっちゃり大相撲」で生配信。大関経験者の幕内朝乃山(高砂)について言及した。朝乃山は九州場所(8日初日、福岡国際センター)の番付で東前頭筆頭。左ひざ手術から復帰後の最高位まで番付を上げた。
藤井氏は「彼の本当の勝負はここから」と前置きした上で「(朝乃山の目標は)次に三役にまず上がって、大関という元の地位に戻るということだと思いますが、そんなに簡単ではないと思います。これは本当に、これまで以上に大変。ここに戻ってくる以上に大変だと思いますし。彼は努力して戻ってきましたからね。もちろん応援はしたいんですが、そんなに簡単ではないかな」と先行きの見通しを語る。
一方で「ただ、横綱大関、今の三役力士にとっても、東の前頭筆頭に朝乃山という。これは脅威でもあると思います」と付け加えた。
さらに、朝乃山の現在と過去の相撲内容を比較して「優勝した時の強さに比べると、はっきり言って、私自身の感覚ですよ。やっぱり、どっしり感、落ち着き感というかな。もう少しね、右四つになったらそんなに焦って出るのではなくて、勝負、決めどころというのが心得た相撲だったと思うんですよ」と指摘する。
その上で「でも、今は何とか早く決着をつけたいという気持ちが表に出ているのか、相撲が急いでいるという表現がいいのかどうか分かりません。それで土俵際で逆転されるケースもありますのでね。自信を持ってがっちり右四つに組みとめたら、もうどうすることも相手はできないだろうというぐらいの形で攻めてほしいなという気がしています」と見解を述べた。











