柔道の講道館杯全日本体重別選手権初日(7日、ちばぎんアリーナ)、女子78キロ超級で元世界女王の朝比奈沙羅(FUKUDEN&GRIP)が大健闘を見せた。
独協医大で実習やラグビー部のマネージャーとして活動しながら、週2~3回ほど柔道の練習に励んでいるという。この日は「これまでの経験がすごく生きた」と初戦から順調に白星を重ねた。決勝では藤井瑠璃(SBC湘南美容クリニック)に敗れるも「言葉が出てこないけど、本当によくやったなと褒めてやりたいと思っている」と充実の表情を浮かべた。
かつては世界の頂点に立ったが、近年は満足な成績を残せなかった。現在は勉学と並行する多忙な日々。「医者になるのは絶対に決めている。それをドロップアウトすることはない」ときっぱり。2028年ロサンゼルス五輪については「出たいなら出たいけど、それが難しいのが自分が一番分かっている。30歳になって医者のキャリアを考えたときに一番は医者になりたい」と心境を口にした。
その上で「今回強化選手に戻れると思うので全日本合宿どうするかとか、その辺は融通をきかせてもらっていたが、医学部の方は融通がきかないので、そこをどうやってすり合わせいくか」と展望を語った朝比奈。自らの心と相談しながら、道なき道を突き進んでいく。












