世界スーパーバンタム級4団体統一王者の〝モンスター〟こと井上尚弥(33=大橋)が来年フェザー級に転向することが確実となり、同級の実力者が階級を下げて、王座を狙うことになったと、海外メディア「PhilstarGLOBAL」が報じた。
WBОスーパーバンタム級1位だったカール・ジャメス・マーティン(フィリピン)は昨年末に井上に敗れたアラン・ピカソ(メキシコ)と10月31日にフェザー級で対戦して勝利。WBCフェザー級シルバー王者となった。しかし、マーティン側はフェザー級の王座を狙わず、階級をSバンタム級に戻してベルトを狙う方針という。
元6階級制覇王者のマニー・パッキャオ(フィリピン)が設立したMPプロモーションのショーン・ギボンズ代表は支援するマーティンに指示したという。同メディアは「同氏によると(Sバンタム級の)統一王者である井上尚弥がフェザー級に階級を上げる予定であり、マーティンが間もなく空位となる4つのタイトル(WBA、WBC、IBF、WBO)のいずれかに挑戦する道が開かれるという」と伝えた。
ギボンズ氏も「カールはフェザー級にとどまるつもりはない。彼は今、自身の代表的な勝利を収めたので、122ポンド級(Sバンタム)に戻って世界タイトル戦を待つだろう」と発言。マーティンはフェザー級でピカソとの再戦にも前向きだと語っていたが、井上が参戦すれば同級王座に挑むのはかなり難しい状況になるため、あえて階級を下げるわけだ。
同メディアは「ギボンズ代表は世界タイトルへの道が開けてきた今、一生に一度のチャンスに備える方向に向かっている」と指摘したように、井上が抜けたSバンタムは戦国時代さながらのベルト争奪戦が勃発することになりそうだ。












