バルセロナ五輪柔道銀メダルでプロレスラーとしても活躍した〝元暴走王〟小川直也氏(58)が、自身のYouTubeチャンネル「小川直也の暴走王チャンネル」を更新。ゲスト出演した大相撲の元関脇貴闘力こと鎌苅忠茂氏(58)が、力士の驚異的なポテンシャルを披露した。

 小川氏は同学年で柔道出身の鎌苅氏と、かねて親交がある。2年ほど前に互いのYouTubeチャンネルで共演しており、今回は鎌苅氏プロデュースでそばとちゃんこ鍋を振る舞う「力貴庵(りきあん)」(栃木・鹿沼市)を訪れた。動画内では同店の厨房をまかなう元大関琴光喜の田村啓司氏も加わり、てい談となった。鎌苅氏は元琴光喜を指さし「大学の時は150~160キロくらいあった。お相撲さんの強いヤツは50メートル走らせたら速い。こんな体して6秒6くらいで走る」と打ち明ける。

 50メートル走で6秒6。スポーツ庁の調査では18~19歳男子の平均が7秒3台だけに、160キロの巨体としては恐るべき俊足だ。田村氏は「今は全然ダメですよ。転んじゃう」と苦笑いしつつも、元貴闘力は「(立ち会いの)瞬発力なんですよ。速ければ速いほど圧になる」と、力士の足が速い理由を説明する。

 鎌苅氏によると、元琴光喜の部屋の先輩だった元関脇琴錦(現・朝日山親方)は、現役時代にプロ野球のダイエー(現ソフトバンク)の入団テストを「ギャグで」(鎌苅氏)受けたが、「50メートルを6秒3か4で走って。ボール(遠投)も80メートル」(同)で合格したとか。さらに田村氏は元関脇追風海(はやてうみ)から聞いた話として「50メートル、5秒台って言ってました。中学の時に」。

 力士の驚きのポテンシャルを語った鎌苅氏は「それくらい瞬発力がある。でも、スタミナがない。小川選手はスタミナあったけどね」と元柔道世界王者に話を振ると、高校時代に大相撲から勧誘された経験のある小川氏は「(柔道は)スタミナで勝てただけ。(瞬発力勝負の)相撲だったら勝てなかったんじゃないかな。相撲には縁がなかった」と笑みを浮かべていた。