ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)が元世界王者の悲劇的な死を悼んだ。

 複数の海外メディアは21日(日本時間22日)、元世界2階級制覇王者ゾラニ・テテさん(南アフリカ)が母国の東ケープ州にある自宅前で銃撃され、38歳で死去したと報じた。犯人は現在も逃走中だという。

 井上は22日、自身の「X」を更新。テテさんとの2ショット写真とともに「ゾラニテテは素晴らしいボクサーだった。世界が平和であってほしい。そしてどうか安らかに眠ってほしい」とメッセージを投稿した。

 テテさんは2017年のWBO世界バンタム級タイトルマッチに王者として臨み、世界戦史上最速の開始11秒でKO勝ち。世界に衝撃を与えた。2018、19年に行われたWBSS(ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ)にも参戦。準決勝でノニト・ドネア(フィリピン)と対戦する予定だったが、肩の故障で欠場。同大会の決勝ではWBA&IBF世界バンタム級王者だった井上がドネアを下し、優勝を果たした。