格闘技イベント「超(スーパー)RIZIN.5 浪速の超復活祭り」(9月10日、京セラドーム大阪)で朝倉未来(34)と対戦する〝バカサバイバー〟こと青木真也(43)に弱気の虫が顔を出している。大一番を前に、何があったのか…。

 青木は4日、都内のジムで公開練習を敢行した。DDT11日の東京・両国国技館でともにKO-Dタッグ王座に挑戦する宮脇純太(ノア)の「サンシャインクラッチ」のレベルアップに取り組み、王座奪取を互いに約束。宮脇からは「青木さんには超RIZINの花道をKO-Dのベルトを巻いて歩いてもらいたいです」と期待を寄せられた。

 だがその後、青木は「ちょっと聞いてくれよ…」と力なく声をしゃがれさせる。そして「MMA(総合格闘技)の練習がきついんだ。シンプルにしんどい…」と珍しく愚痴をこぼした。未来戦を1か月後に控えて練習強度を上げたところ、これまでにない感覚に陥ったのだという。

「とにかく疲れが抜けないんだ。1日ギアを上げてやると、2日は(疲労で)ダメなんだよ…。今まではそのくらい(の強度)で週4回は練習できたのに…」

朝倉未来(左)との対戦も控える青木真也
朝倉未来(左)との対戦も控える青木真也

 コンディショニングに関して自信を持ってきただけに、ショックを受けたようで「マジで年齢的なものだと思う。練習をしていても早々に〝止めたい〟と思ってしまった」と肩を落とす。それを踏まえ「これは誤算だった。でもまあ、これで〝最後〟だから。なんとかするっきゃねえな」とメガネを曇らせた。

 さらに弱気は弱気を呼ぶもので「この試合を最後に俺は日本のMMA業界から追い出されてさ、俺はどこに行くんだろうな。秋元(強真)君にも迷惑をかけて…。きっともう、誰も相手にしてくれないだろうな」と頭を抱える。

 それでもなんとか自らを鼓舞しようと青木は「でも今日、宮脇に勇気をもらったよ」とパートナーに視線を送る。だが、イメージカラーであるオレンジ色に身を包んだ姿を見て「RIZIN…。オレンジ…。うああ! ダメだ!」と叫ぶと、2015年末に対戦した桜庭和志のテーマ曲「SPEED TK RE―MIX」を口ずさみながら自転車で走り去るのだった。こんな調子で大丈夫だろうか。