大相撲秋場所3日目(15日、東京・両国国技館)、綱取りに挑む大関霧島(30=音羽山)が幕内高安(36=田子ノ浦)に屈して早くも土がついた。高安の突っ張りをいなしてしのぐも、すかさず引き落とされて両手を土俵についた。

 取組後の霧島は「足が全く前に出なかったですね。いなした後、もっと早く攻めれば良かった」と無念の表情。「明日から頑張ります。変わらず自分の相撲を取るように頑張るしかない」と気持ちを切り替えた。

 九重審判長(元大関千代大海)は「タイミングでしょうけど、距離感がちょっと悪かった。立ち合いは高安が7、8割がいい立ち合い。(霧島は)足がそろった。(立ち合いで)高安の当たりを受けてしまった。逆に当たっていかないと。立ち合いはずっと課題。手をついた霧島の顔がびっくりしていた。〝しまった!〟という顔」と分析する。

 その上で「5日目までは1敗で抑えておかないと。序盤の5日間でこれ以上は負けられない。1つ負けてしまうと、自分の場所に持っていく雰囲気が緩んでしまうこともある。張り詰めた状態というのは白星を重ねていくこと。明日からもっと厳しい相撲を取るように立て直してくるのでは。〝負けるわけない〟と安易に行ったところもあるかもしれない」と指摘した。